薬品製造化学分野について

 医薬品の殆どは有機化合物である。また、生命現象は大小様々な有機化合物が関与する化学反応から成り立っている。生命現象を分子レベルで考察し、そこから新しい医薬品候補化合物を創製する過程に於いて、有機化合物を扱う「有機化学」の果たす役割は実に大きい。
 我々の研究室では、有機化学を基盤として、創薬や医療に役立つ高機能性有機化合物の創出を目指して研究を行っている。また、医薬品の構造が複雑化してきた今日、標的となる化合物の効率的合成のためには新しい合成技術や概念、触媒の創生が不可欠である。さらに、原料となる資源の有効利用、副成物による環境問題、光学活性化合物の不斉合成など、未解決の課題も多い。我々の英知を結集して独自の合成法や触媒を創造し、これらの課題を解決することにも注力している。
研究課題 ・生物活性化合物(新薬候補化合物)の合成と構造展開
     ・酵素触媒を活用する不斉合成プロセスの革新
     ・高反応種aryne類の精密反応制御と合成化学的応用
     ・含フッ素芳香族化合物の合成と創薬展開
     ・創薬や医療に資する新規機能性分子の精密合成
詳細は、研究方針をご覧下さい。

What’s New

2020年4月1日 新しいメンバーが加わり、新年度の研究活動がスタートしました。
2020年3月25日 当分野の井川貴詞准教授が大阪大学沢井記念薬友会賞研究部門賞を受賞しました。
2020年2月1日 八幡健三博士が、ドイツ マックスプランク研究所に異動されました。
2020年1月30日 笠間建吾さん(D2)達の論文が、European Journal of Organic Chemistryに掲載され、同誌のカバーピクチャーにも採択されました。詳細はこちら

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2019年12月9日 ホームページをリニューアルしました。
2019年12月5日~ 東尾光一さん(M2)がドイツBielefeld大学に留学し、Harald Gröger教授との共同研究を行いました(3週間)
2019年 11月22日 当分野の井川貴詞准教授が「有機反応の完全シミュレーションを志向する理論研究と合成化学への応用」研究で第17回(2019年度)有機合成化学協会関西支部賞を受賞しました。
2019年11月 5日~ ドイツBielefeld大学のFranziska Kühnさんが、当分野との共同研究を行うために来日しました(4週間)。
2019年 9月 24-25日 栗東及び伊勢へ研究室旅行に行ってきました。
2019年 9月 1-6日 赤井教授が組織委員長となり、第27回国際複素環化学会議を開催しました。
2019年 8月29-30日 当分野の東尾光一さん(M2)が第21回生体触媒化学シンポジウムにおいて「リパーゼ触媒を用いたアルコールの連続フロー動的光学分割法の開発」の発表によりベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
2019年 6月 2日 当分野の井川貴詞准教授が「生物活性物質の多様性志向型合成に資するベンザイン反応の位置制御」研究で2019年度日本薬学会化学系薬学部会賞を受賞しました。
2019年 4月 1日 赤井教授が 生体触媒化学研究会会長に就任しました(任期2年間)。
2019年 4月 1日 新しいメンバー6名が加わり、新年度の研究活動がスタートしました。2019年  3月25日 当分野の川西真司さん(D3)が大阪大学沢井記念薬友会賞奨励賞、孫靖凱さん(M2)が大阪大学沢井記念薬友会賞若手奨励賞、堀修平さん(B4)が大阪大学沢井記念薬友会賞スタートアップ賞を受賞しました。
2019年  3月25日 本大学において卒業式・修了式が挙行されました。
2019年  2月 8日~ 笠間建吾さん(D1)がドイツBielefeld大学に留学し、Harald Gröger教授との共同研究を行いました(3週間)。
2018年12月 7日 日本プロセス化学会2018ウィンターシンポジウムを開催しました。
2018年11月 6日 博士後期課程3年生の川西真司さんが第44回反応と合成の進歩シンポジウム(熊本市)において「リパーゼ触媒動的光学分割法によるプロパルギルアルコールの両エナンチオマーの選択的合成法の開発」と題するポスター発表を行い、優秀発表賞受賞しました。
2018年10月21日 薬学研究科講座対抗バドミントン大会で優勝しました。
2018年10月17日 本研究科にて、Prof. Marko D. Mihovilovic(Vienna University of Technology, Austria)による「Application of Biocatalysis in Bioactive Natural Product Synthesis and in Combined Chemo-Enzymatic Cascade Reactions」に関する特別講演会を開催しました。
2018年10月 2日~ ドイツBielefeld大学のCarmen Plassさんと、Niklas Adebarさんが、当分野との共同研究を行うために来日しました(6週間)。
2018年  9月 5日~ 桂木智子さん(M2)がドイツBielefeld大学に留学し、Harald Gröger教授との共同研究を行いました(3週間)。
2018年  8月28日 本研究科にて、生長幸之助博士(東京大学大学院薬学系研究科)による「有機ラジカルの設計が実現する高化学選択的変換:小分子から生体高分子へ」に関する特別講演会を開催しました。
2018年  8月23-24日 保津川、大原方面に研究室旅行に行ってきました。
2018年  7月18日 本研究科にて、平野沙悠梨博士(スペラファーマ株式会社製薬研究本部)による「製薬企業におけるプロセス化学とは?:とある女性研究者からのメッセージ」に関する特別講演会を開催しました。
2018年  7月10日 Gamal Moustafa 博士、大木康寛さん達の論文が、ドイツ化学会誌Angewandte Chemieに掲載され、同誌のカバーピクチャーにも採択されました。詳細はこちら
2018年  5月  1日 爽やかな気候になり、みんなでBBQを楽しみました。
2018年  4月  1日 新しいメンバー7名が加わり、新年度の研究活動がスタートしました。

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